「男の隠れ家」別冊「ジャズを巡る旅」
月、火と仕事で遅くなったので、今日は定時で退勤。本屋に寄って「スウィング・ジャーナル」2月号を購入。そしたら、宝島社から、「男の隠れ家」別冊「ジャズを巡る旅」というムックが出ていたので購入する。夕食に寄ったバーミャンで目を通す。
北海道から沖縄まで日本の代表的なライブハウス、ジャズ喫茶やジャズ・バーなどのスポットを紹介すると共に、寺島 靖国さん、藤岡靖洋さんら名だたる評論家の「音の書斎」を写真で紹介している。
書き手の中には、数年前、「昭和ジャズ喫茶伝説」を出した平岡正明さんもいて、60年代後半新宿の熱き時代を語っている。
平岡正明さんといえば、SERGIOが旨とする「ジャズより他に神はなし」という名言を生み出した人。荒削りな独特な文体も魅力だ。「昭和ジャズ喫茶伝説」の帯には「ジャズもコーヒーもブラックに限る」という文言もある。
ただし、これには、SERGIOは異議あり!だ。
まず、SERGIOはコーヒーにはほとんどミルクを入れて飲むし、カフエ・オレも大好きだ。
白人でも黒々とした演奏する人もいるし、白人が演奏するジャズも捨てがたい。だいたい、最近は北欧やドイツ、イタリアを中心としたヨーロッパ勢の進出が著しい。彼らの端正かつリリカルな演奏に耳を傾けないわけにはいかない。それだけ、ジャズがグローバル化したということだろう。
平岡さんが肌の色で言っているわけではないことはわかる。白でも黄色でも黒い演奏がいいということだろうな。
しかし、最近思うに、真の至高の演奏は白も黒も超越している。マイルス、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、チック・コリア、キース・ジャレット、カミロの演奏がそうだ。
それは、さておき、このムックからはジャズの匂いがむんむん漂ってきて、うれしい。
♪ いんたーぷれい8
大阪梅田のジャズ・バー「いんたーぷれい8」も紹介されていた。14~5年前、出張で大阪を訪れた時、一度だけ立ち寄ったことがあった。ママさんが常連さんとマイルスの話をしていたのを今でも覚えているが、写真に写るママさんは相変わらず元気なようだ。機会があれば、また行きたいなあ。
♪ ダウンビート
桜木町には月に2回は通っているが、不覚にも1956年創業の老舗ジャズ喫茶「ダウンビート」は行ったことがなかった。今度、ぜひ立ち寄ってみよう。平岡正明さんは、この店に通って、そこでのインスピレーションから本を4冊書いたそうだ。
ジャズの聴き方、楽しみ方として、ジャズ喫茶の巨大オーディオで音の洗礼を受けるというのもある。ライブに行くばかりが、ジャズの楽しみ方ではないだろう。
「男の隠れ家」別冊「ジャズを巡る旅」は、最近出たジャズ・ガイド本としてはお薦めだ。旅に行く時は、ぜひこれを持参したい。願わくば、東京、横浜など主要都市だけでなく、地方都市の隠れたスポットにも取材の範囲を広げて欲しい。
これを書いているとき、スカパー・ミュージック・エア・ネットワークでは、クルセイダーズのモントリオール・ジャズ・フェスティバルのライブを放映していた。ジャズ・ファンクの老舗はやっぱり素晴らしい。ゲストになんとケニー・G(ss)が入っていた。
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