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2009年7月27日 (月)

ディブ・バレンティンがフルート奏者になったわけ

   スカパーのミュージックエアネットワークの番組でラムゼイ・ルイス(p)が司会を務める「レジェンズ・オブ・ジャズ」というライブを聴かせる番組がある。

 ラテンジャズの回では、エディ・パルミエリ(p)とディブ・バレンティン(flu)がゲスト出演していた。インタビューの中で、ディブがフルートを始めたきっかけを語っていたのがたいへん面白かった。

 最初は、テイト・プエンテ(tinb)にあこがれてティンバレスをやっていたそうだ。60年代前半のNYブロンクスあたりではみんなそうだったそうだったらしい。

 ところが、フルートを習っているガールフレンドがいて、その子にいいところを見せようと、その子のフルートを借りて3週間、ハービー・マンの「カミン・ホーム・ベイビー」を猛練習。その成果をその子の前で披露したそうだ。

 そしたら、3年間練習しても、フルートがものにならなかったガールフレンドは大変ショックだったようで、「話しかけないで!あっちに行って!」と言われ、恋愛関係は終了~。「失恋をしたが、フルートが残った!」と話すディブに、会場は大爆笑だった。

 その話の後、クインテットで名曲「オブセッション」を生演奏する。ベースやコンガなどはティト・プエンテ楽団の元メンバーだけあって、実にきれきれの切れの良いしまった演奏を聴かせる。デイブもソロに入ると、ボイスでノイズも交えて下品にフルートを吹き、お嬢様イメージのフルートの概念を吹っ飛ばしてくれる彼らしい演奏を披露する。

Dave01

Dave02

 その後、パルミエリ(p)とのセッションもあったが、彼独特のミスタッチかと思うようなかなりアウトしたピアノ・モントゥーノの音使いがテンションを高める作用を果たしていることを改めて実感した。

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