ミシェル・カミロ/イタリー1997
ミシェル・カミロ/イタリー1997
1997年、イタリアのペルージャにおけるミシェル・カミロ トリオのライブがDVDとして発売された。発売はメガ・ヴィジョンから。
画質・音質は最近のDVDと比べると時代的なものがあり、我慢するしかないが、演奏は最高。特に、1997年頃の映像はほとんどないらしいから貴重だ。
1曲目はUnknownとあるが、カミロの代表曲トンボ イン 4/7(作曲はアイルト・モレイラ)である。収録は名盤「Suntan 」
レコードでもこれでもかというほど素晴らしいフレーズが繰り出されるが、ライブでもまた別の味わいで聴ける。ホントに枯れることがない創造の泉。
スタジオ録音のアンソニー・ジャクソン(b)、ディヴ・ウェッケル(ds)の代わりに、本ライブでは名手ジェイムス・ジナス(b)、マーク・ウォーカー(ds)がサポート。ドラムスはよく知らないがカミロのチョイスはさすが、カミロの超高速フレーズにしっかりついてきている。
2もカミロの名盤「Thru My Eyes」からホーレス・シルバー作の名曲。
3もソニー・ロリンズ作のジャズ・スタンダードといってもカリプソ風。「Thru My Eyes」にも入っていた。
4のラテン・スタンダード、ボレロからはチューチョ・バルデスが登場。ピアノ2台でカミロとコラボというか超絶技巧を競い合う。
5も引き続きカミロとチューチョの共演。
6は邦題「南京豆売り」。キューバン・ソンの名曲。
いやはや、二人が奏でるピアノ音の大洪水におぼれそうだった。
ラストは、「カリベ」。もの悲しいソロのインタールードから、怒濤のトリオ演奏に突入する。
6弦エレキ・ベースのジナスは高音部を使い絶妙のソロを奏でている。しかし、その音があまり拾えていないのが残念だ。
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