ステファニア・ラヴァ「センド・イン・ザ・クラウンズ 」
ステファニア・ラヴァ「センド・イン・ザ・クラウンズ 」
発売日 - 2009年3月18日
発売元 - ポニーキャニオン
品番 - PCCY-50056 収録時間 35 分
収録曲
1. アワー・デイ・ウィル・カム Our Day Will Come
2. センド・イン・ザ・クラウンズ Send In the Clowns
3. サマータイム Summertime
4. ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー When Sunny Gets Blue
5. ジュビリー .Jubilee
6. ア・タイム・フォー・ラブ A Time For Love
7. アイヴ・ガット・ジャスト・アバウト・エヴリシング .I've Got Just About Everything
8. ザ・ワン・フー・ニーズ・ユー .The One Who Needs You
9. スピーク・ロウ Speak Low
10. サンバンドレア Sambandrea
演奏
ステファニア・ラヴァ(VO) クラウディオ・フィリッピーニ(P)
マルセル・ディ・レオナード(DS) ダリオ・ロシリオーネ(CB)
ロベルト・ロッシ(TB) グイード・ピストッキ(TP)
いま、日本ではイタリア・ジャズの台頭が著しい。コンボではハイ・ファイブ・クインテットが大人気だし、レナート・セラーニ(p)らのベテラン、ボーカルではロバート・ガンバリーも大人気を博している。
そうした中で、また新たな魅力を持った新人が、イタリア・ジャズを紹介する日本発の新レ一ベル「ノーマ・ブル」から本邦デビューとなった。イタリア・ジャズ界の巨匠ピアニストであるレナート・セラーニに才能を認められたというステファニア・ラヴァである。
声の感じは、白人ジャズボーカルの大御所ダイアン・シューアを思わせる伸びやかさがある。
伴奏陣はイタリア勢で固めている。ほとんど知らない名前だが、極めてタイトでノリの良いクールな演奏を聴かせるところは、イタリアジャズ界のレベルの高さを伺わせる。特にピアノのクラウディオ・フィリッピーニは、かっちりと整った端正な演奏を聴かせており、今後が楽しみなピアニストだ。
収録曲はスタンダート曲中心だが、アレンジはクールかつコンテンポラリーで、ミディアム・テンポやアップテンポに演奏している。まさに21世紀のジャズである。
さらに、クラブ・ジャズのテイストも感じさせる。なるほど、「ノーマ・ブル」レーベルのプロデューサー、パウロ・スコソティという人はイタリアのクラブ・ジャズ界で活躍し、クラブ系のレーベル「デジャヴ」のオーナーでもあるというからなあ。
ステファニア・ラヴァもクラブ・シーンで歌っていたという。
タイトル曲の2は、スティーヴン・ソンドハイムの1973年作詞作曲でミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」の挿入歌。サラ・ボーンがカウント・ベイシー楽団と共に歌っている有名曲。
5、6、10はサンバ・フィールで演奏される。自然に足がリズムをとってしまうほどごきげんなグルーブだ。
最近のボーカル作品としてはかなりお薦めの作品である。
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