ミシェル・カミロ トリオ/BURGHAUSEN 2008
ミシェル・カミロ トリオの「スペイン2007」の興奮冷めやらぬまま、ドイツのBURGHAUSEN(日本語表記わからず)というところで開催されたフェスティバルのライブDVDを視た。
1.FROM WITHIN
2.MY SECRET PLACE
3.SPIRIT OF THE MOMENT
4.REPERCUSSIONS
5.A PLACE IN TIME
6.GIANT STEPS
7.AND SAMMY WALKED IN
8.A NIGHT IN TUNISIA
9.CON ALMA
TOTAL 1時間23分
MICHEL CAMILO(p)
CHARLES FLORES(b)
DEFNIS PRIETO(dr)
こちらも、お馴染みのナンバー「フロム・ウィズ・イン」からスタート。清冽なピアノ・ソロから始まって、テーマに入ると怒濤の演奏に圧倒される。また、背筋に電流が走るような衝撃だ。ジャズのヘビー・リスナーであるSERGIOでも、こんな演奏にはなかなか遭遇しない。
箱は大きなコンサート・ホールのようなところ。ピアノはベーゼンドルファー。扱いにくいといわれるこの楽器を、まさしくピアノからフォルテまで鳴らしきってしまう。おそらくこのベーゼンにとって、カミロが一番大きな音を出した奏者ではないのか。ピアノの最大性能を発揮してもらえる演奏者に弾いてもらって、ベーゼンも大満足だろう。
「フロム・ウィズ・イン」のベスト演奏は映画「CALLE(カジェ) 54」に記録されたアンソニー・ジャクソン(b)とオラシオ・"エル・ネグロ"・エルナンデス(ds)だろう。
カミロのソロが終わって、アンソニー・ジャクソンの6弦ベースのブレイクが超絶技巧のフレーズで聴きどころなのであるが、今回、CHARLES FLORES(b)がアコースティック・ベースで、そのブレイクをどのように処理するか、興味津々だったが、アコベのリフもなかなかだった。
DEFNIS PRIETO(dr) もオラシオのような野性味はないが、ラテン・ドラミングの百貨店のような演奏は、今後が楽しみだ。
本作は、カミロの最新作「SPIRIT OF THE MOMENT」所収のオリジナル曲他、カミロ作のお馴染みの名曲。それに「ナイト・イン・チェニジア」「ジャイアント・ステップス」「コン・アルマ」とスタンダード曲もカミロ節で聴かせる。
どの曲も超が三つくらい付けないと表現しきれない超絶テクニックで演奏される。
それを高音質、高画質で収録しているのだから最高だ。
SERGIO的には、「スペイン2007」と共に2008年度の最優秀DVDだ。
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