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2008年11月30日 (日)

ミシェル・カミロ トリオ/BURGHAUSEN 2008

 ミシェル・カミロ トリオの「スペイン2007」の興奮冷めやらぬまま、ドイツのBURGHAUSEN(日本語表記わからず)というところで開催されたフェスティバルのライブDVDを視た。

1.FROM WITHIN
2.MY SECRET PLACE
3.SPIRIT OF THE MOMENT
4.REPERCUSSIONS
5.A PLACE IN TIME
6.GIANT STEPS
7.AND SAMMY WALKED IN
8.A NIGHT IN TUNISIA
9.CON ALMA

TOTAL 1時間23分

MICHEL CAMILO(p)
CHARLES FLORES(b)
DEFNIS PRIETO(dr)

 こちらも、お馴染みのナンバー「フロム・ウィズ・イン」からスタート。清冽なピアノ・ソロから始まって、テーマに入ると怒濤の演奏に圧倒される。また、背筋に電流が走るような衝撃だ。ジャズのヘビー・リスナーであるSERGIOでも、こんな演奏にはなかなか遭遇しない。

  箱は大きなコンサート・ホールのようなところ。ピアノはベーゼンドルファー。扱いにくいといわれるこの楽器を、まさしくピアノからフォルテまで鳴らしきってしまう。おそらくこのベーゼンにとって、カミロが一番大きな音を出した奏者ではないのか。ピアノの最大性能を発揮してもらえる演奏者に弾いてもらって、ベーゼンも大満足だろう。

  「フロム・ウィズ・イン」のベスト演奏は映画「CALLE(カジェ) 54」に記録されたアンソニー・ジャクソン(b)とオラシオ・"エル・ネグロ"・エルナンデス(ds)だろう。

  カミロのソロが終わって、アンソニー・ジャクソンの6弦ベースのブレイクが超絶技巧のフレーズで聴きどころなのであるが、今回、CHARLES FLORES(b)がアコースティック・ベースで、そのブレイクをどのように処理するか、興味津々だったが、アコベのリフもなかなかだった。
 
 DEFNIS PRIETO(dr) もオラシオのような野性味はないが、ラテン・ドラミングの百貨店のような演奏は、今後が楽しみだ。

  本作は、カミロの最新作「SPIRIT OF THE MOMENT」所収のオリジナル曲他、カミロ作のお馴染みの名曲。それに「ナイト・イン・チェニジア」「ジャイアント・ステップス」「コン・アルマ」とスタンダード曲もカミロ節で聴かせる。

  どの曲も超が三つくらい付けないと表現しきれない超絶テクニックで演奏される。

それを高音質、高画質で収録しているのだから最高だ。

  SERGIO的には、「スペイン2007」と共に2008年度の最優秀DVDだ。

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2008年11月28日 (金)

ミシェル・カミロ トリオ/スペイン2007

 昨夜、寝具を買いに、初めて「ファッション・センターしまむら」に入った。目当ての物はなかったが、BGMに気怠いボサノバがかかっていたのにはちょっとびっくりした。ちょうど、車中でセルジオ・メンデスの60年代前半のボサノバを聴いていたので、その続きのようにものだ。

 今日も、寝具を探しに西武に行ってみた。そしたら、本屋でミルトン・ナシメントの大名曲「ブリッジ」が流れていた。これもいいなあ。

 結局、寝具はジャスコで買った。夕食に回転寿司「すしおんど」に立ち寄ったら、ここもBGMはボサノバだ。ワルター・ワンダレーの特徴あるキラキラしたオルガン・プレイや、ジョアン・ドナートの「ミーニャ・サウダーヂ」が聴けた。癒されるなあ。

 帰宅後、サイバーシーカーズに注文していたブートDVD、CDが届いた。今回は待ちくたびれたぞ。

 なんといっても、今回のお楽しみは、ミシェル・カミロのライブDVDだ。

ミシェル・カミロ トリオ/スペイン2007
LIVE AT VILLALBA, SPAIN 07/12/2007

【演奏者】
MICHEL CAMILO(p), CHARLES FLORES(b), DAFNIS PRIETO(dr)

【曲目】
1.JUST NOW
2.SPIRITS OF THE MOMENT
3.REPERCUSSIONS
4.MY SECRET PLACE
5.SEE YOU LATER
6.TWO OF A KIND
7.GIANT STEPS
8.A PLACE IN TIME
9.HURRY UP AND WAIT
10.LIQUID CRYSTAL
11.CARIBE
12.TEQUILA

 1曲目の最初の音から、すでに背筋がぞくぞくする圧倒的な演奏。良すぎる!!

   カミロのピアノプレイの特色。音が立っている。もの凄い切れ味の鋭さ。女性には悪いけれど、絶対に女性には無理なタッチだ。だけど、マッチョが全面に出ていない。凄く洗練されている。

   SERGIO目線ではピアニストはハンコックがダントツ1位だが、プレイの面では本作のカミロはハンコックをもしのぐかもしれない。
 
   サイドメンのチョイスもカミロの炯眼には恐れ入る。CHARLES FLORES(b)はウッドだが、カミロの高速プレイになんとユニゾンしている!。なんという超絶テクニックだ。

   DAFNIS PRIETO(dr)もラテンの小技を豊富に繰り出していて、沢山引き出しがありそうだ。超弩級のパワフルなプレイもやれば、カミロと共に、精霊が舞い降りたかのような深遠な曲では、繊細なブラシ・テクニックもみせる。
 
    まさに三人のインタープレイ満載のDVDだ。

本作のような素晴らしい作品がブートでしか世に出ない音楽界の現状はどうなっているのだ。

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2008年11月25日 (火)

マンハッタン・ジャズ・クインテットの新譜「V.S.0.P.」

 連休2日目だけど、リフォームの関係で何かと忙しい。
 今日は午後から、床下診断の業者が来て、床下の様子をビデオでモニタリングして説明してくれる。心配していたとおり、ダメージはあったが、軽度だということで少し安堵。

 外壁、浴室、洗面所、トイレのリフォームと合わせて補強対策を行うことになる。
夕方には、表装替えを頼んでおいた襖も納められた。襖の模様は、亡き愛犬「はな」を偲んで花柄にしたが、これが我ながらベスト・チョイス。部屋が明るくなった。

 業者さんを待つ間に、デビッド・マシューズ(p)率いるスーパーグループ、マンハッタン・ジャズ・クインテットの新譜「V.S.0.P.」を聴く。結成25周年記念盤。略してMJQといえば昔はモダンジャズ・クインテットだったが、いまやこちらの方だろう。若い人は モダンジャズ・クインテットさえ知らんかもしれんなあ。

 中身は、超名曲のオンパレードで悪かろう筈がない。しかし、革新性というか、何か新しい、突き抜けるものがない感じがする。でも、四つ星は献上したい。
 
V.S.0.P./マンハッタン・ジャズ・クインテット

【曲目】
1 枯葉
2 マイ・ファニー・バレンタイン
3 サム・スカンク・ファンク
4 タイム・アフター・タイム
5 フットプリンツ
6 ウオーキン
7 マイルス・デイビス・マラソン・セッション・メドレー:
   a ブルース・バイ・ファイブ~
   b フォア~
   c オレオ~
   d ウエル・ユ一・二一ドント~
   e グルービン(マイルスに捧ぐ)

●マンハッタン・ジャズ・クインテット
 デビッド・マシューズ(p)、ルー・ソロフ(tp)
 アンデイ・スニッツアー(ts)
 エディ・ゴメス(b) スティーブ・ガッド(ds)
 2008年年8月NYで録音    ¥2008年10月22日発売

 他には、ケニー・ワーナー(P)の新譜 「 わが心に歌えば」を聴く。
こちらも四つ星評価。

ジャズ・ライブ放送は深夜ばっかり!
 

夜、何か音楽関係の番組はないかと新聞のテレビ欄を見やったら、NHKの一番下の欄に24日午前2時40分から放送の「ジャズライブKOBE総集編」を発見。ほとんど見落とすところだった。
 これは、毎週金曜日、NHK神戸放送局「ニュースKOBE」の中で神戸で活躍するミュージシャンが生演奏をしたものの総集編であるらしい。

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2008年11月22日 (土)

映画SALSA

  スカパーAXNでは、映画「SALSA」を放映していた。

 以前、レンタルで借りてDVDに録画していたのだが、今はどこにあるのやら(笑)。
そんなわけで、久しぶりに視たのだが、やっぱり最高に楽しい映画だった。

 キューバ音楽の素晴らしさをあらためて実感した。
冒頭のピアノコンクールのシーンからして、笑ってしまう。ショパンを弾いていた主人公が突然モントゥーノを始めてしまうのだ。若い観衆はノリノリだが、審査員はカンカン。

  当然、クラシック界からは追放されてしまう。そこで、パリに来ていたキューバのバンドメンと仲良くなって、キューバ人に化けてサルサ・ダンスのインストラクターにもなってしまう。サルサ好きのパリジェンヌとも恋に落ちて。そして…。という筋立てだが、随所にキューバン・ソンの演奏や、サルサ・ダンスのコンテスト・シーンあり、キューバ音楽とダンスも楽しめる内容となっている。

  音楽はキューバン・ソンの大御所シェラ・マエストラが担当し、出演もしているようだ。
 

  最後のシーンがいい。キューバに渡った主人公を追ってパリジェンヌ恋人がハバナの広場にやって来る。そこでは、大勢の観衆の前でシェラ・マエストラが演奏している。ピアノを弾いているのは主人公。メンバーが彼女に気づいてステージに呼ぶ。主人公も気づき彼女と熱い抱擁をかわす。

  観衆もやんやの祝福の拍手だ。

  あー!ハバナに行きたくなってしまった!

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