仙道さおり「仙道さおり直伝極楽パーカッション~音あそびのススメ」
午後11時に「リンガーハット」で「長崎チャンポン東京流」という新メニューを食す。醤油ラーメン風のちゃんぽんだ。
食後、近くの楽器屋に立ち寄る。都内の楽器屋に比べると商品は少ない。しかし、ジェンベの上に無造作に置いてあったパーカッションの教本DVDを見ると、お目当ての仙道さおりさんの新作DVD「仙道さおり直伝極楽パーカッション~音あそびのススメ」だった。早速購入する。
仙道さおり「仙道さおり直伝極楽パーカッション~音あそびのススメ」
仙道さおりさん
http://www.c-a-s-net.co.jp/saoli/
仙道さおり直伝「仙道さおり直伝極楽パーカッション~音あそびのススメ」
◎2008年-OSSINTERNATtONAL
発売元 アトス・インターナショナル
仙道さおりさんの演奏を初めて目にしたのは1996年か97年。六本木サテンドールに吉田和雄さん(ds)のユニット、スーパー・サンバ・セッションを聴きに行った時、飛び入りでコンガを叩いていたのだ。
当時、20歳ぐらだったと思うが、そのパワフルな叩きっぷりに驚嘆したものだった。その後、吉田さんの他のユニット、ミストラーダなどでの演奏で目の前でよく聴いたものだった。そんな彼女もいまや押しもし押されぬ名パーカッショニストになった。
音楽家のお父様の英才教育を受け、5歳よりドラム、13歳よりクラシック・パーカッションを学び、東京音楽大学付属高校卒業後、ラテンパーカッションも学ぶようになったという。
19歳よりプロ活動を開始、吉田さんの各ユニットへの参加を経て、現在では、自己のユニット、林正樹さん(p)とのデュオ「アルカイック」や長澤紀仁さん(G)、matsumonicaさん(クロマチック・ハーモニカ)とのトリオ「音あそび」、篠田元一さん(Key)、水野正敏さん(B)とのトリオ「Thprim」などラテン・シーンにとどまらない様々な音楽シーンで活躍している。
その共演者たるや、小沼ようすけさん(G)、COBaさん(Acc)、古津廉くVln)、葉加瀬太郎さん(VIn)、長谷川きよしさん(Vo、G)、など実に様々なジャンルのミュージャンと共演を重ねている。
彼女は、以前にも教本DVD「パーカッションの嗜み」を出版しているが、本作は2作目。
本作の特徴は、シェイカー、カシシ、パンディロ、カホンといった手軽なパーカッションの基本的な奏法から、様々なリズム・パターン等をわかりやすく解説。またシェイカーとカシシ、シェイカーとカホンと足カシシを組み合わせた演奏も紹介して、パーカッションの楽しさを良く伝えている。
嬉しいことに、シェイカーやパンディロといったSERGIOも使う楽器の奏法を丁寧に教えてくれている。
シェイカー編では、
●持ち方、基本の振り方
●アクセントの付け方、アクセント移動
彼女が使っているのは正方形のシェイカーだ。一般的には筒型が多い。SERGIOのTOCA製もそうだが、正方形のシェイカーの方が使いやすそうだ。これは買いに走らなければ。
「まねっこシェイカー編」として、仙道さんの模範プレイの後に、その通りまねをするコーナーがある。アクセントの付け方のバリエーションが豊富で非常にためになる。
パンディロ編では、
●基本の持ち方
●オープン
●ミュート
●スラップ
●右手の動かし方
●ベース音とスラップの組み合わせ
●16ビート・パターン
と基本から相当な応用プレイまで丁寧な解説だ。
これで、SERGIOも挫折したパンディロの練習を再開するつもりになった。
ちなみに、DVDで使用していたパンディロは、ブラジル製Contemporanea。SERGIOも同じものを使っている。
カシシ編やカホン編も奏法説明と共に「まねっこ」パターンも豊富。
カシシも欲しくなってしまったが、サンバの基本リズム「パルチード・アルト」をカホンで叩いているのを見て、カホンにも興味を惹かれた。仙道さんはいとも簡単に叩いてみせるが、左手のフラムの演奏は難しそうだ。もっとも、叩けなかったら、椅子として使えばいいや。
最後に、長澤紀仁さん(ギター)とmatsumonicaさん(クロマチック・ハーモニカ)とのユニット「音あそび」での演奏も3曲収録され、アンサンブルの中でのパーカッションの音作りの参考になる。
練習用に「音あそび」の演奏曲「パラ・ルイス」のパーカッション抜きカラオケ収録もあり、バンド・アンサンブルの中での練習ができる。まさに、至れり尽くせりの内容だ。
ブラジル系パーカッションに興味がある方のみならず、正しいシェイカーの振り方を覚えたい人にもお薦めの逸品である。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)





最近のコメント